日本とヨーロッパの履き物

先日の八王子マサラフェスティバルで、足をもませて頂いた方と靴についての話しが盛り上がってしまい、その事について書いていきます。


その方は、自分たちのテントの前にあった履物屋さんのお母さんで、そのお店は下駄(げた)などの日本の昔ながらの履き物を売っていました。なんと天保の時代から営業されてるとの事でした。残念ながらお店を見せてもらう時間は無かったのですが、そのお店には「一本下駄」という面白い商品が売っているようです。興味のある方は検索してみてください。


そのお母さんと日本の履き物の良さについてお話しさせてもらったのですが、その良さの中でも一番は「しっかり足の細かい筋肉を使って歩ける」という事です。そこが弱まると、足を支えるアーチが崩れ反射区にもかなりの悪影響が出ます。靴が良くなくて体調がよくないというケースはかなりあります。


特に日本の文化ではヨーロッパと違い、靴を履いていない時間も長いのです。ヨーロッパの靴もとても良いのですが、当然ヨーロッパのライフスタイルに合わせて作っていますので、日本人のライフスタイルと合わない部分があります。自分が教わった流派の「若石」は台湾の流派なのですが、台湾の先生方も日本の昔ながらの履き物は素晴らしいと言ってらっしゃいました。


ちなみに自分は5本指靴をお店では履いています。日本の靴ではありませんが、これはこれで足の指にしっかり力が入るので、愛用しています。現在、デジカメを紛失中なので、お見せ出来ませんが機会があれば、こちらでも紹介します。